薩摩会議への想い

岡村 充泰

株式会社ウエダ本社代表取締役

薩摩会議の源流の源流は京都流議定書にある!”と事あるごとに言っていますが、実際、薩摩会議は、一般社団法人リリースが2021年3月に開催したCommunity Based Companies Forum(以下CBCフォーラム)に参加したSelfの面々が、「これを薩摩でやりたい!」ということから始まったものですが、そのリリースには数年間、京都流議定書にも関わってもらいながら、ウエダ本社ビルに創った共創空間“TRAFFFFIC”も共同運営してもらっていて、そこからCBCフォーラムが始まったこと、そして何よりも、2009年の第二回の京都流議定書には、学生時代の野崎恭平氏が参加してくれていたことなど、本当に深い縁があったのです。

そして年々、薩摩会議が凄い構想と展開となっていくのを見て、「もう京都流議定書はやる意味ない!」と、15年続けた京都流議定書を休止することにしたのも薩摩会議が理由、また逆に今年三年ぶりに復活させることにしたのも薩摩会議が理由で、今全国で盛り上がっている地域のつながりを横だけでなく、年代、世代という縦もつなげておかないと同じことを繰り返すだけになるのでは?という想いから、京都流議定書を初期から知ってくれている恭平氏が薩摩会議を展開している間に、その縦の関係もつなげておかないと、と思ってのものでした。

私自身が元々京都流議定書を行ったのは、“数値化されない価値が今後の日本にとって重要”で、日本の縮図が今なお残っている京都から、それを分解、再構築して発信していくことこそが、日本が世界に向けて示していくべきグローバルではないのか?という想いで、当時70周年を迎えたウエダ本社が京都に対しての問題提起として始めたのですが、そんな国や未来に対しての想いにおいても、薩摩というアイデンティティーの強さで繋がった鹿児島の経営者達が、150年後に向けて行動を共にする姿には共感しかなく、期待を込めて毎年参加させて頂いています。

“薩摩のアイデンティティーの強さが魅力”と言っていると、その負の側面の背景から活動している山下賢太氏からは怒られましたが(笑)、そんな想いも包含しながら、未来に向けて一緒に行動するSelfのメンバーは、皆それぞれに魅力的で、しかもそれぞれ自分の想いを持って活動している経営者の集まりという点が、他のエリアには無いチームで、これが鹿児島の大きな強みであり期待するところですので、薩摩会議やSelfとは切っても切れない縁のある我々としても、これからも呼応した動きを続けていきたいと思っています。