SOIL(Satsuma Open Innovation Lab)は、
人と人、人と土地のあいだに、
関係性が育ち続けるための土壌です。
「150年後の世界に、私たちは何を遺すのか。」
この問いを起点に、
これまで私たちは対話と試行錯誤を重ねてきました。
異なる立場や文脈をもつ人々が、
肩書を超えた存在として出会い
有機的につながり合うことで、
一人では生み出せなかった変革への力が生まれる。
その混ざりあった豊かな土壌の上に
多彩なタネの数々が力強く芽吹き、
それぞれの土地に深く根を張りながら、
一つの生態系として立ち上がろうとしています。
ここ鹿児島で起きているのは、
一地域に固有の出来事であると同時に、
各地で直面している
さまざまな課題を映す鏡でもあります。
SOILは、
鹿児島で繰り広げられる実践を土台に
次の可能性を共に探究していく
トランスローカルなコミュニティです。
150年。
この時間スケールは鹿児島にとって、
そして日本にとって、
大きな意味を持つ数字である。
150年前、
この薩摩の地から明治維新は起こり、
そこから日本は近代化の一途を辿り、
今に至る。
そして今、かつて彼らが未来を憂い
「このままではいけない」と
立ち上がった頃と同じように、
世界全体は大きな変革期にある。
これからの150年。
つまり5世代先の私たちの子孫が
生きる地球そして鹿児島を思う時、
いま動かなければ手遅れになってしまうかもしれない。
まさにその分岐点に私たちは生きている。
人類が如何に自然環境や地球と
共生していけるかが問われている時代。
世界自然遺産である屋久島や奄美群島、
日々噴煙を上げる桜島などを擁し、
人々の暮らしと自然の距離が近い鹿児島だからこそ
向き合える問いがあるのではないか。
私たちにとって「SATSUMA」は
単に特定のエリアを指すのではなく、
変革のDNAを意味する。
私たちの血、そしてこの地には、
きっとその意志が脈々と受け継がれているはずだ。
あらゆる垣根を超えて世界中から
多様な人々が集う場をつくり、
意志ある集合知として
これからの地球社会のあり方を
鹿児島を舞台に問い、
より良い未来を共に創造したい。
この150年ぶりの大変革期に、
ここ鹿児島から
新たな文明を問ううねりを創ってゆくことが、
私たちの目的である。
SELFは、意志ある個の集合体です。
鹿児島に根を張り、学び、
対話を続けるための豊かな土壌
=関係性を育んでいくことが、
SELFの使命です。
名称に含まれる「F(Forum)」とは、
異なる立場や文脈をもつ人々が集い、
互いに学び合いながら、
次の可能性を見出していくための
学びの場を指します。
その場から出現する
新たなビジョンとリーダーシップで、
社会をより持続可能で豊かな方向へと変えていく。
明治維新150周年の年から
約2年にわたる構想期間を経て
2019年キックオフ合宿を開催。
その後、2020年の合宿を機に法人化。
そのうねりは徐々に
全国のプレイヤーたちを巻き込み、
2022年から毎年主催している「薩摩会議」には
600名近い人々が集うようになりました。